ベビーキャット レスキューの子猫たちは 何処からきて
どんなふうに里親さんの手元までたどりついてるのでしょうか?
1匹が救われるには
いろんな人・いろんな手がかかわっており
個人だけ、一個の団体だけで助けているのではありません。
その経緯を今日は詳しく見てみたいと思います。
最初に保護される方を保護主(ほごぬし)と言います。
この保護主さんというのは文字通り拾ってしまった。保護してしまった方の事です。
または依頼主(いらいぬし)という言葉も使います。
これはあそこに子猫が生まれています。などの通報のみでまだ保護に至ってない場合です。
こちらが多いのはTNRの依頼です。増えて困っています。というものです。
ブログ経由の個人依頼
★個人保護の場合
個人保護の場合は助けたい人は保護した人です。
その後1匹の子猫を里親さんにつなぐお手伝いを私たちがしますというスタンスですので
個人の方の場合にはかかる費用についてのご理解をお願いしたいと思っています。
もともと保護主さんがやるべきことを団体にお願いするという気持ちで依頼してほしいと思っています。
ですからできる方にはノウハウをお教えして引き取りはしません。
保護主さんがまず保護。
↓ 電話・メールなど
ベビーキャットレスキュー
詳しいお話を伺います。保護依頼の内容。子猫の状態。場所等
保護するべきか・受入れ可能かどうか判断。
↓
引き受けるにあたっては引き取り料(1匹につきいくら)の交渉、受診可能かどうか?
こちらが受けられるまでみることはできるか?
初期医療をしてもらえるか? 搬送は可能か話し合い。
(緊急の場合はここは省いてすぐにメンバーと相談。行ける人が引き取り搬送に向かいます。)
↓
受け入れ。保護主との書類取り交わし。状態確認。
↓ 治療開始 → 獣医
メンバーに振り分ける。← 寄付等のご支援
↓ 飼育 治療 ↓通院
SNSに流す。募集。譲渡会。
↓ 募集記事作成 メンバー間で逐一報告 相談
里親希望者さん(数人)と交渉
↓
お見合い
↓
お届け
↓
里親さんちの子になる。
個人依頼
★行政よりの依頼
行政とは協力体制で臨んでいます。
東京都においてはミルクボランティア登録をしてもらっている個人ボランティアに
依頼することもありますし近隣の団体と手わけして引き取りを考える時もあります。
幸い昨年から頭数は減っており登録団体は増えているのでさほどの負担はありません。
茨城県においてはまだまだ頭数が多くてとても全頭ひきうけが出来ない状態です。
市役所にいる時に引き取らないとそのままセンターに移行するわけなのでその前にレスキューしたく
頑張っています。シーズン中にセンターまでいくととても世話できない数の子猫がおり
命を落とすことがわかっているからです。
(個人・警察・市役所)
↓
東京都動物愛護センター 茨城小美玉市役所
↓ 電話 引きうけできるか?キャパで決める、メンバーに報告。誰が見るか考えて指示。
車でお迎え(引き取り)書類の取り交わし
ベビーキャット レスキュー
↓
以下同じ
↓
譲渡後 報告
センターからの依頼
★団体よりの依頼
団体で協力関係にあるのは地域の活動をされている団体と悪質な繁殖業者よりの
レスキューを主にしている団体とがあります。
地域の活動をされてる団体からは2か月未満の子猫たち、産み捨ての乳飲み子などが
運ばれてきます。慣れていない子猫も、、、。
悪質な繁殖業者からのレスキューについてはご存じのとおり純血のボロボロの猫たちが
やってきます。
フード等の支援をいただいたりします。
(ブリーダー、えさやりさん、個人等、市役所等)
↓
団体
↓レスキュー現場・TNR現場よりの情報を持って電話
引き受けられるか検討し折り返し電話。
搬送あるいはお迎え。
ベビーキャット レスキュー
↓
以下同じ
↓
団体に経緯報告
団体からの依頼(スコ)
地域猫からのレスキュー
団体もうちへ連絡の前にそれぞれもととなる個人やブリーダーとの交渉を重ねています。
こちらは自覚のない方々も多くおりレスキューも思うようにいかないケースも
多々あります。
苦労が絶えないのはうちだけではありません。
1匹の子猫を救うにも何人もの助けが必要です。
捨て猫や親から離れた子猫 風邪をひいていたり怪我をしている子猫は人にみつけてもらわなければ
助からなかったと思います。
そして早急にスキルのある人に移行されなければ弱ってしまいます。
保護した方。搬送に駆けつけてくれた方。ひきうけたボランティア。
診てくれた獣医さん。そして必要なものを支援してくださる方。譲渡会会場を貸してくださってる方。
募集記事を載せられるサイト運営者。そして一生をひきうけてくださる里親さん。
全ての人の協力によって成り立っています。
子猫を手渡すときに「引き受けてくださってありがとう。よろしくお願いします。」
という気持ちで次に感謝の気持ちをつないでいくことが大事と思います。
受け取る方は「ご苦労様でした。あとはお任せください。」という気持ちで引き受けます。
こういう善意のリレーです。
それまでにしてきた自分の前の人たちについて文句を言わない。
これからしてくださる方に余計な口出しをしない。
信頼関係にあればこういったことが当たりまえにできます。
お礼の気持ちが少ないとか言葉がないとかそんなものはもとより必要ない。
人と人の関係よりも動物を助けることが優先されるからです。
目の前の一匹に最善をつくすことです。
個人ボランティア経由の依頼
どの立場でも自分の責任を果たすということが求められています。
①保護した方は自分にできる最大限のことをする。
②飼育するボランティアは責任を持って適正に管理、必要な治療を受けさせ健康にして
里親さんまでつなげる。
③里親さんは終生飼育の責任を負う。そのかわり(と言っては何ですが)たくさんの
幸せを子猫からもらいます。
①、②は限定された期間だけの責任なのですが③は猫が生きているうちはずっとです。
終生ずっと。。。ですから私たちは里親さんには最大の敬意を払うし最大に感謝します。
里親さんがでてこなければ私たちの仕事には終わりがきません。
子猫もほんとのしあわせ♥にたどりつけない。
時々私たちが里親さんを神様・神様☆彡っていうのは
そういう理由があるのです。
里親さんに最後の引き受けてくださってありがとう。よろしくお願いします。
という気持ちを伝えます。
里親さんよりの写真
虐待されていた先住犬と片目を失った元ノラっこ
里親さんよりの写真
悪質なブリーダー崩壊よりスコティッシュ
こども返り
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