今日夜10時からクローズアップ現代で

 

「全国に広がる殺処分0の影響」についてやっていました。

 

ここのところ 山口のボランティアさんと話をする機会もあったりして

 

行政の在り方、ボランティアのあり方について考えさせられています。

 

 

テレビはショッキングすぎてみたくないのですが今日もあまりのひどすぎる現状に

 

胸が痛くなり終わった後 涙してしまいました。

 

 

 

 

根本の問題がみなわかってない。

 

どうして処分しないといけなかったのか??

 

犬猫の総数が多すぎる。これです。

 

 

 

多いまま殺処分0にしたらどうなるか?どこかに弊害がでるのはやらなくてもわかるだろうに。

 

引き出した犬猫はボランティア施設にあふれかえりきちんとした世話ができなくなる。

 

ごはんをもらうだけの毎日。

 

いつ里子に出れるかもわからない。

 

野犬じゃないのにボランティア施設で多頭飼育。なでてももらえない。

 

具合が悪くなっても発見が遅れる。状態悪化。死ななくてもいい原因で死ぬ。

 

崩壊に至るボランティアも出てくる。

 

 

日本はペットを生産しています。家畜のように。。。。

 

そして適正飼育の指導ができない状態で売られ飼いきれなくなった人たちが捨てる。

 

余剰ペット。こんな言葉あっていいですか??

 

余剰ペットを殺すのではなくボランティアに引き取ってもらう試みを映していましたが

 

それはなんの解決にもなってない。なお問題を増やしてる。

 

ひきとったボランティアで確実に幸せにできますか?

 

こんな状態で。。。。どこもキャパいっぱいの中でやりくりしてるんです。

 

 

日本中のペットの総数を減らさないといけない。

 

猫も犬も確実に繁殖制限をすることです。

 

そしてショップは廃止してもらう。

 

これが先になされなければいくら頑張ってもほんとの意味での殺処分ゼロはできません。

 

 

 

お星様猫はTNRをすすめること。

 

☆譲渡するときに手術できる年齢に達してる犬猫は確実に不妊手術を施すこと。

 

☆そして里親さんに譲渡した犬猫の不妊手術の報告義務を課すこと。

 

↑ボランティアの基本です。1頭1頭のことではなく日本全体の問題を解決するために

 

地道なことでも確実にすることです。

 

 

 

行政もどうにもならないところが多すぎ。

 

犬猫に関係のない人が配置されてるせいなのか?

 

昔からの慣習でそうなのか?謎ですが表向きちゃんとしてますよ。マニュアルをつくっているだけで

 

蓋を開ければとんでもない状態。県民の不要になった犬猫をどんどん引き取る。

 

避妊の指導もせず毎回不要になった犬猫をもって常連がやってくる。

 

ボランティアに犬猫の情報を何も知らせず引き出すと言えばどんな子も渡す。

 

団体が全頭引き出すと言えば全部渡す。

 

なんだそりゃ、ですよ。

 

いくらなんでも雑すぎる。そして結果パルボで死なせる、処分になる。

 

それからもともと助からないだろう状態の子をボランティアに渡して看取らせる。

 

これも単に県の譲渡数をあげたいだけ。処分数0のプライド?なんですか?これ?

 

それにボランティアなんだからと言って飼育に関する必要経費も全額負担させている。

 

まだまだこういう行政が多い。数年前までボランティアからも引き取り料を取っていた県も

 

あるとのこと。唖然です。

 

 

 

引き出す側もきちんと自分で管理できないほどの数を引き受けるべきじゃない。

 

譲渡に際してもきちんとその子にあったおうちをみつけてやる。

 

きちんと家庭犬・家庭猫に向いてるか?不向きかを見極める。

 

不向きな子を譲渡し里親に怪我をさせる。あるいは逃走させる。

 

里親さんがいくらでも湧いて出ると思ったら大間違い。

 

今でさえペットの頭数は人間の人口より多いのです。

 

適性のない犬猫を譲渡することによって適性のあるとても性格のいい子たちが

 

行き場を奪われるんです。こんな理不尽なことはありません。

 

 

行政が犬猫の初期医療もせずにボランティアに丸投げし県民よりどんどん引き取って

 

どんどんボランティアに渡す。これでは何の解決にもなりません。

 

ボランティアも引き出せるだけマシとか思ってては先へすすまない。

 

他県のことですがあんまり頭にきたので県知事に申し入れもしました。

 

何処が問題か見定めてこれ以上 自分達が疲弊しないようにしないといけない。

 

 

 

東京都は知事が変わったことにより経費が大幅に増えたため(と思う)

 

乳飲み子には物資が提供されるようになりました。

 

それでも東京都には東京都の問題がありそれを私はこれから詰めていくつもりです。

 

行政の職員はたいていかなり細かな規定に縛られています。

 

そこを理解した上での話しあいを続けることと職員ではどうにもならないことは

 

知事に申し立てをすることなどできることはやらないといけない。

 

今までやってきたけどなんの改善もない。

 

もっと訴える資料をつくること。地域の声を聴いて回るとか具体的な資料を作成するなど

 

できることはたくさんある。あきらめないで続けること。

 

 

自分の信用を得ること。これが一番大事と私は思っています。

 

何処と話をするにも信用があれば聞いてくれる。

 

それには実績をあげることです。

 

適当なやり方をしていては信用は得られないどころか引出しもできなくなる。

 

 

保健所やセンターから引き出すことが助けることではありません。

 

きちんと飼育し世話をし一般の方が苦なく飼い始められるようにまで状態をあげて

 

そして終生きちんと世話をしてくれる方にお渡しする。

 

そこまでやって初めて1匹の犬猫のレスキューは終わりです。

 

引き出しはレスキューの始まりです。

 

始まりだけやって責任を果たしたつもりになっては困ります。

 

支援をする方もこのセンターより引き出しただけの人を賞賛しすぎるきらいがある。

 

その後の経緯をきちんとみてください。

 

寄付をするのであれば活動をきちんとみてください。

 

単に数が多すぎてこれは私が送らないと!!と思わないように。

 

それが結果動物たちを追いこむことにもなりかねません。

 

 

今の日本ですべての動物を生かし幸せにすることなど不可能です。

 

この現実を受け入れてください。

 

前々から言ってるのですが収容数の多い中から適した子をピックアップできない方は

 

引き出しを止めてほしい。ボランティアの資質がありません。

 

私も過去この経験をしてきています。

 

全ての子を助けたいのであれば一刻も早く繁殖制限をしなければなりません。

 

 

日頃私がリリースを決めてるのはこれです。

 

センターよりのピックアップと同じことです。家庭猫に向かない子を返しているということです。

 

他にもたくさん猫はいる。時間のかからない早く譲渡できる子が先です。

 

ボランティアはやさしい気持ちだけではできないんです。

 

厳しい側面がある。これもそのひとつです。

 

 

ボランティアのやり方もポリシーもいろいろあるでしょう。

 

自分のやり方でやって構わないと思う。でも繁殖制限をすることは原則。

 

譲渡できない犬猫を抱えないこと。これも大事と私は思っています。やむを得ないケースは除外して。

キャパをきちんと決めること。無理なものは無理と言えないといつか破綻する。

 

そしてその悪影響は人間ではなくすべて犬猫が負う。これ↓

 

 

 

 

 

どんな神様みたいな人でも世話できる頭数は限られています。

(多頭飼育で検索した画像です。)

 

 

 

 

 

こちらは?

 

 

綺麗で元気そうですか?

世話されていますか?

騙されてはなりません。この頭数いたら食べはぐれている子も

でてきますが発見できません。

もちろん状態が悪くても発見できません。

 

 

 

この子たちも同じ。

 

 

こういう子たちを見てかわいそうと思うならフードを寄付するのではなく1匹でも

譲渡するよう説得してください。

それから1匹でもあなたが引き取れないか

考えてください。

 

 

今日のクローズアップ現代に保護活動者が↑こうなった映像が最初に出てきます。

 

今日はまだ出てませんが少ししたらユーチューブで見られると思うので

 

ぜひご覧になってください。

 

 

1匹ずつ抱っこして向き合う時間ありますか?

 

 

もみちゃん

 

 

メイちゃん

 

 

 

愛ちゃん

 

 

1匹ずつに愛情ハートかけてやってください。

 

目ざすところは殺処分0よりもまず適正飼育と繁殖制限。

 

そののちには叫ばなくても殺処分0がやってくる。

 

(少し言葉が感情的になっているところがありますことをお詫びします。)

クローズアップ現代「全国に広がる殺処分0の影響」

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