先日の譲渡会は沢山の方にご来場いただき大盛況ワイワイでした。

 

ご希望もたくさん入り5匹決定。その後のお見合いにて3匹決定ビックリマークビックリマーク

 残り19匹いる。びっくり

 

一昨年からずっと決まらなかった幸くんや昨年から残っていたリッドくんも決まりました!!

 

担当 興奮してその場でハグあげayakonatu

 

ご寄付を持ってきてくださった里親さんもおられました。感謝ありがと

 

ありがとうございました。この場で感謝もうしあげます。

 

 

クローバー

 

 

さて本題です。

 

純血の募集をかけていると。。。。。

 

どうしても1匹につき里親さんお一方ですのであぶれる方がでるわけでして。。。

 

その中にお話しをしてみると

 

「特に純血にはこだわらないんです。猫と暮らしたい。初めてなんですが。。」

 

という方がおられます。

 

 

そういう方と何度かお話をしているうちに

 

「菊地さん(Tさん)が選んでくださる猫を待ちます。」と言ってくださる方がいます。

 

大変ありがたい方でして

 

なついているスリスリの成猫をシェルターより見繕ってお願いします。

 

 

うちに来たばかり

多頭特有のくっさい臭い

 

 

地味すぎてサイトに出しても絶対もらわれないタイプ。

 

今 シェルターにいるのはこんな子ばっかり。

 

目に光がない。狭いケージで来る日も来る日も。。。。

 

1匹でも出してやりたい。その思いで。。。

 

初めて飼う方に負担のない風邪の軽い子を選んでくる。

 

 

 

この子はそういう子でした。

 

他に2匹ピックアップされた子は鼻炎が酷い子と食が落ちていて痩せてるという子。

 

本来ならケアの必要な子は置いてきたその子たち。

 

でも現実問題 みなをつれてくるわけにはいかず一番状態のいい子を連れてきて

 

家猫修行をします。

 

 

 

 

今年はTさんを待ちますということでTさんと繋がった里親さんでしたので

 

Tさん宅にて家猫修行と鼻炎の治療。

 

もとは多頭崩壊からシェルターへ。

 

初期医療を受けさせてもらいごはんがもらえるというだけで

 

ずっと人の愛情に飢えて育っています。

 

多頭飼育崩壊の猫たちはノラと同じで全く慣れず触れず威嚇しまくり怒の猫も多いのですが

 

3年前の多頭の子たちはみな性質はよく人を恋しがる子たちです。

 

 

 

 

ですから飼ってくださる方さえいればちょっと訓練していつでも飼える猫なんです。

 

そういう猫でもチャンスがなければいつまでも里子にでられない。

 

こういう飼い殺し状態の猫が日本にどれだけいるでしょうか?

表にでません。誰しも見せたくない場所だからです。

 

 

 

犬でもセンターから引き上げるときに寄付の集まりそうな病気の犬や

 

老犬、咬みつく犬、野犬をあえて選び普通の家庭犬になれそうな性質の良い犬が

 

センターに残されて処分されているという現実をご存知ですか?

 

あるいは猫と同じ飼い殺し状態。里親さんには室内飼いを条件にするのにボランティア宅では

 

外飼いで凍えてる。入れる場所がないという理由です。

 

飼い殺しの犬猫は募集もかけないのでずっとこの状態。ひどい。

 

欲の塊はブリーダーだけでなくボランティアの中にもいます。←偽物です。

 

 

 

 

日本人がこういう何か問題のある犬猫や見かけの良い子たちに特に目をとめるからです。

 

性質のいい子、性格がいい、なつこい、飼いやすいという表題でサイトに出しても

 

みかけが気にいらなければみようともしない。

 

なかなかもらわれない。これが日本。

 

ほんとに言葉が悪くて申し訳ないですが→日本人が嫌になる。

 

問題のある犬猫には寄付が集まり普通にスムーズに譲渡に向く子たちには集まらない。

 

どんな子も同じにお金も手もかかります。かけなければいけません。

 

 

 

 

どんな経緯で保護されても私にとっても猫にとっても関係ありません。

 

猫が人に寄り添おうとしてるものをほおっておけないんです。

 

1匹でも普通の生活をさせてやりたい。

 

それには里親さんの助けが必要なのでこうした方は私たちにとっては神様キラキラです。

もちろんどの子をもらっていただいても里親さんはみな神様ですが。。。

 

 

 

この子はTさん宅でちゃんとに「」おたか「」という名前ももらって

 

調子を整えて性格もある程度把握したのちお届けになりました。

 

おたかちゃんは移動するといつもフードストライキでしたので譲渡後少し食べなくて

 

心配していましたが移動は3回目(シェルター→うち→Tさんち→里親さんち)なので

 

だいぶ短期で食べてくれるようになり胸をなでおろしました。

 

その後うんちが緩いとの相談がありましたがこまめにアドバイスをしてもらって(Tさんに)

 

里親さんより写真付きの報告が来ています。

 

 

Tさん宅にてケージで

 

 

 

譲渡後サゲ2 この変わり様を見てくださいびっくり!!

 

こんなふうにゆっくりと身を横たえて寝たことなかったね。

 

 

 

この顔つき!!しっかりとしてきました。

多頭崩壊や悪質ブリーダーの子の目はどこをみてるのか

分からないうつろな目をしてますが

このおたかちゃんはしっかりどこかを見てるのがわかります。

自信に満ちて猫らしい気持ちを取り戻しています。

 

 

 

そして里親さんの腕にもたれて眠る。

 

 

お名前は新しくハートけいちゃんハートになりました。

 

猫ってこんなに手がかからないんですか?という里親さん。

 

年齢も3歳いってるのである程度落ち着いていますし人を選びませんし

 

とても飼いやすいんです。

 

 

お留守番もできる。帰ってきたらお迎えにでる。

 

一緒にベッドで寝る。

 

猫と共に暮らす たったそれだけです。

 

 

たったそれだけのことがどれだけ人に幸せ四つ葉のクローバーをくれるか

 

みなさんご存知ですよね。

 

助けたはずの猫が今度は人を助けてくれる。

 

よりそって癒しになってくれる。

 

張り合いのない生活に潤いと笑いを運んでくれる。

 

 

 

シェルターの猫

 

 

まだまだたくさんシェルターには待ってる猫がいます。

 

緊急性から言って後回しになってしまう猫たち。

 

猫は選ばない。猫と暮らせればいいという方 お待ちしています。

 

地道に少しずつしか出してやれないけどメンバーともどもこういう猫たちにも

 

目を向けていきたいです。

 

 

 

 

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